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エンディングノートはなぜ完成しないのか

エンディングノートについて寄せられるお悩みに下記のようなものが多くあります。

「書店で購入したエンディングノートを書いていたのですが、途中でやめてしまいました。完成できません。」

エンディングノートを書き始めた人で最後まで完成できる人は

100人に1人という統計があります。

なぜでしょうか?

自分の事なのに、書いている内に行き詰まってしまう方がほとんどなのです。

理由は色々あります。

たくさんの項目を手書きで書く労力に疲れた。

私達は今や仕事でもプライベートでもPCやスマホで文字を打っています。 手書きで長文を書くことは10年以上遠ざかっているという方も少なくありません。 学生時代はレポートなんかを手書きで書いた経験があっても、もうそんな体力はないのです。

自分の死を想像して気分が重くなり、やめてしまった。

エンディングノートの項目には、「病気の告知」や「延命措置」など、死に関する重たい内容もあります。自分らしい最期を迎える為には必要な項目ですが、一人で書いていると、自分の死に向き合う事となり、気分が落ち込むケースもあります。

自分に当てはまらない項目が多く、書く気を無くした。

現代社会の家族環境は多種多様です。未婚率も年々増加傾向にあり、おひとりさまで老後を迎える方も多くなっています。「配偶者」や「子供」についての欄が全ての方に必要な訳ではないのです。そもそもエンディングノートは全てのページを埋めなければならないものではありません。

まとめ

エンディングノートを一人で搔き上げる事は、体力と精神力が必要になる。 一人で悩まずに、専門家のサポートを受ける事も考えましょう。

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